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第305回:非ヘム鉄とヘム鉄❷

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第305回:非ヘム鉄とヘム鉄❷

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は医療機関で出される鉄のお薬である「非ヘム鉄」は意外と良いものではないというお話でした。

では、それはなぜでしょう?

 

そもそも非ヘム鉄は、二価鉄とも言われ、この状態で胃に入ると活性酸素を発生してしまいます。

そして、その活性酸素が胃を攻撃してしまうのです。

その結果、むかつきが起こるのです。

 

それに、そもそも吸収率が悪い!

なんと、飲んだうちの5%以下しか吸収されないのです。

ですから、吸収されなかった多くの鉄は便とともに排泄されるわけです。

大量の鉄が含まれた便はおかげで真っ黒というわけですね。

 

良いところなしといった感じです。

 

そこで登場するのが

ヘム鉄です。

 

では、ヘム鉄ってなんでしょう?

明日はそのことを。

 

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