いちかわクリニック

いちかわクリニック

自費診療

SELF MEDICATED

ERECTILE DYSFUNCTION
ED治療

ED治療

  • 実際の診察および処方の流れはこちら
  • 薬の価格についてはこちら
  • EDは大きく3つに分類されます
  • EDの原因となるリスクには何があるの?
  • 治療には何がある?
  • 薬の飲み合わせで注意することは?

診療イメージ

EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とされ、世界的にも特に日本ではその有病率は高く、60歳代では20〜40%と言われています。当院では、日本性機能学会および日本泌尿器科学会によるED診療ガイドラインに基づき、適切な診療を心がけております。

EDは大きく3つに分類されます。

EDはその病因から以下の3つに分類されます。
  1. 1.器質性(organic)
  2. 2.心因性(psychogenic)
  3. 3.混合性(mixed)

実際の診療においては、ほとんどの場合、病院が混在していることが多いです。

EDの原因となるリスクには何があるの?

EDのリスクファクターとしては、以下の12が挙げられます。
EDに対する治療として、その有無を把握し、可能なものは是正をしていくことが望まれます。

1.加齢
シニア
様々な研究から、加齢はEDの最重要リスクファクターと言えます。ある調査によると、日本人は諸外国の人と比べて年齢による性機能の低下が著しく、70歳代では71%が中等度もしくは完全なEDという報告もあります。
2.糖尿病
グラフ
糖尿病の方は、そうでない方に比べ、EDの発生時期も10〜15年早いと言われています。そして、糖尿病の患者さんの35〜90%にEDが発生するとされる報告もあります。糖尿病による血管障害や神経障害などが主にその原因とされており、英国における研究では、男性の糖尿病患者の12〜30%において、EDが糖尿病の初発症状であった報告されているほどです。
3.肥満と運動不足
肥満の男性
日本人においては肥満とEDについてはその関連は認めないものの、海外の文献においては、BMI30以上の重度の肥満は明らかにEDのリスクとなりうることが示されています。そして、運動不足はEDの大きなリスクファクターであり、運動することによりEDの発生を抑制することが示されています。
4.心血管疾患および高血圧
血圧計
高血圧患者さんにおいては、EDを合併する頻度が高いことは世界中の文献で報告されています。そして、さらに高血圧があるとEDは重症化しやすいと考えられています。また、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患とEDは非常に関係が深く、実際に虚血性心疾患の患者さんにはEDの方が非常に多く、日本の研究においてもEDを有する患者さんは、明らかに心臓血管の疾患を発症するリスクが高いとされています。EDの患者さんに虚血性心疾患の有無を判定する運動負荷心電図を行うと、15%が陽性(つまり、虚血性心疾患がある)と判定されるという報告もあり、EDは現在では虚血性心疾患の重要なマーカーになりうると考えられています。
5.喫煙
女性の喫煙
世界中の研究では、喫煙者は非喫煙者に比べて明らかにEDが多いと報告されています。日本の研究では、明らかな差はないものの同様な傾向が認められています。また、喫煙本数の増加とともにEDの罹患率も上昇する、つまり用量反応関係があるということも報告されています。
6.テストステロン低下
テストステロン低下単独でリスクとなりうるとは言われていないものの、一部の性腺機能低下症の方へのテストステロン補充が有効であるという報告があり、こちらは必要であれば内分泌専門医による診断が不可欠と考えます。
7.慢性腎臓病と下部尿路症状
慢性腎臓病患者さんには、EDが多いことが知られており、血流障害や神経障害、貧血など様々な機序が報告されています。さらに、透析患者さんにおいては、60歳以上では90%以上がEDとの報告もあります。
8.神経疾患
血流のみでなく神経も勃起を起こすためには必要であることからも容易に想像できるように、脳卒中やてんかん、パーキンソン病などの神経疾患も高率にEDを起こしうると報告されています。
9.外傷および手術
脊髄損傷や骨盤骨折などの外傷によるEDの罹患率は高く、手術においては特に骨盤内の臓器への手術となる前立腺癌や膀胱癌、直腸癌などの術後にEDが発生することがあり、注意が必要と言われています。
10.心理的および精神疾患的要素
多くの方が経験する心理的なストレスもEDの大きなリスクファクターとされています。また、うつ症状もリスクファクターであり、そのほかには心的外傷後ストレス障害(PTSD)もEDのリスクとなると言われています。
11.薬剤
特に一部の高血圧治療薬や抗うつ薬、痛み止めや解熱剤として用いられるNSAIDsと呼ばれる薬剤もEDを起こす可能性がるとされており、可能であれば変更等にて改善することも見込まれます。
12.睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群はEDの明らかなリスクファクターとされており、CPAPなどの適切な治療を行うことによりEDも改善するとされています。

治療には何がある?

バイアグラ

EDに対する治療の第一選択は薬物治療です。
現在では、下記に示す3つの薬剤が日本では使用であり、これらの薬は十分な有効性と安全性がすでに報告されています。

1.シルデナフィル(バイアグラ)
世界初のED治療薬であり、日本でも1993年に発売され、最も有名なED治療薬でもあります。内服後30分から1時間程度で効果を発揮し、様々な研究を統合したものでは、76%もの人で改善が得られたと報告されています。また、安全性についても様々な報告があり、内服することにより、そうでない人に比べて、心筋梗塞の発生や死亡率に差は認められませんでした。食事により吸収や効果発現に遅延が出ると言われています。
2.バルデナフィル(レビトラ)
2004年に日本において2番目に発売されたED治療薬です。内服後30分で効果を発揮するとされています。シルデナフィル同様、安全性も高く、日本の研究においても70%以上の方が改善を得たとの報告があります。高脂肪食を摂取することにより効果が弱くなると言われています。
3.タダラフィル(シアリス)
2007年に日本において3番目に発売されたED治療薬です。内服後30分で効果を発揮し、36時間持続します。36時間という長期におよび効果が持続するという点がこれまでの2剤とは大きく異なるものです。シルデナフィル同様、安全性においても内服する場合としない場合において心筋梗塞などの心血管疾患の発症の割合には差がないことが示されており、改善した割合も報告により差があるものの、41〜81%と比較的良好な結果が得られています。前2剤と異なり、食事の制約は内服に関してはありません。

これらの薬剤は先述のように十分な安全性を示すデータがあり、比較的安心して使える薬剤であると考えられます。しかし、副作用としては下記のものが報告されており、認めた場合は薬剤を中止の上、改善しない場合は医療機関を受診することが必要です。

代表的な副作用
  1. 1.頭痛
  2. 2.ほてり
  3. 3.消化不良
  1. 4.鼻閉
  2. 5.めまい
  3. 6.背部痛(タダラフィルに特徴的とされています)

そのほかにも、突然視野が一部欠損する「非動脈炎性前部虚血性視神経症」や突然耳の聞こえが悪くなる「突発性難聴」や「勃起持続症」などがあり、これらは数が少ないものの重篤な場合もあり、すぐに薬剤の使用を中止し、症状に応じて眼科や耳鼻咽喉科などを受診する必要があります。

薬の飲み合わせで注意することは?

ニトロと呼ばれることもある硝酸薬や不整脈の薬であるアミオダロンは、代表的な併用禁止薬となります。そのほかにも様々な薬が併用に注意が必要な場合があり、受診時に現在内服している薬があるようであれば、主治医に伝えることを忘れてはいけません。

実際の診察および処方の流れ

普段内服している薬がある場合は、必ずその内容がわかるものを持参してください。

1.受付
血圧計
来院後、受付にて「自由診療希望」とお伝えください。
ED治療を希望する旨はお伝えいただかなくても結構です。
2.診察・処方
血圧計
順番となりましたら診察室にて医師より問診票をお渡しします。一度退室いただき、問診票へご記入いただきます。その後、問診と診察を行います。ご自身のご希望と現在の状況から治療に適したお薬を提案させていただき、承諾書へサインをいただき終了となります。診察時に、患部への触診や服を脱ぐことはありません。
3.会計
血圧計
診察終了後、お薬を処方し、お会計となります。
ED治療薬は一錠から処方が可能です。

薬の価格について

当院では、下記のED治療薬を取り扱っております。
初診料および再診料はかかりません。
診察のみの場合、お薬代のみとなります。

  • バイアグラ(フィルムタイプ)50mg
    一枚900円
  • シアリス 10mg
    一錠1500円
  • シアリス 20mg
    一錠2000円