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第323回:不整脈になる確率を減らすために

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第323回:不整脈になる確率を減らすために

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日、心房細動になる確率についてお話ししました。

 

そして、その確率は意外と高く、55歳時点で心房細動になる生涯リスクは37%にも及ぶことをお伝えしました。

つまり、3人に一人以上ですね。

 

3人に一人以上がなる病気ってそんなに多くはありません。

ですから、心房細動は皆さんが気をつけるべき病気であります。

 

そして、当然皆さんが考えるのは、「そのリスクを少しでも減らしたい」ということですよね。

 

というわけで、しっかりそのデータもあります。

 

そもそも心房細動には起こしやすくなる原因である危険因子といわれるものがあります。

つまり、「これがあるとなりやすいよ」というやつです。

 

その危険因子としては、喫煙、飲酒、肥満、高血圧、糖尿病、心筋梗塞や心不全の既往があります。

そして、この危険因子を適切に管理することで、上記の37%確率は確実に低下することがわかっています。

 

例えば、しっかり危険因子を管理すれば、55歳時点の心房細動の生涯リスクは37%から23.4%まで低下してくれるのです。

 

上記の危険因子の適切な管理は、やはりしっかりやるべきことですね。

 

でも、それでも4人に一人は起こしうる。。。。

どうしましょう?

 

もうここからは早期発見ですよね。

次回はそのことについて。

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