こんにちは。船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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昨日はLp(a)についてご紹介しました。

生まれつきその値がほぼ決まってしまっており、かつ動脈硬化の原因ともなると言う厄介なものでした。

 

でも、最近これにもやっと光が見えてきています。

 

最近行われたアメリカでの心臓病に関する学会で報告がありました。

それは、Lp(a)を低下させる治療薬が着々と承認に向けて試験中だというものです。

 

そもそも、Lp(a)が30mg/dl以上になると、動脈硬化が急激に増加し、狭心症・心筋梗塞など冠動脈疾患や脳梗塞、足の血管の動脈硬化である閉塞性動脈硬化を発症しやすくなります。

みなさんはいくつぐらいでしょう？

 

現在、その治療薬は治験と呼ばれる試験中ですが、現時点で薬によりLp(a)が安全に、そして効果的に値を下げるということが認められています。

その薬は、もう少ししたら私たちの前に現れることでしょう。