いちかわクリニック

いちかわクリニック

温泉旅行

BLOG

BLOG
ブログ

温泉旅行

こんにちは。

船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


温泉、いいですよね。

 

たまには温泉でゆっくりしたい。

誰もが思うことではないでしょうか?

 

さて、今回は温泉での危険について調べた論文です。

 

30年近く前のものですが、最近にも当てはまるのかと思います。

 

内容としては、、、

岐阜県下呂温泉において、温泉旅行客の内科緊急入院の実態を調べたものです。

当時は年間150万人もの方が下呂温泉に訪れたようで、そのうち内科緊急入院を要した44人についてその特徴を調べています。

病気としては、やはり心臓病と脳血管疾患が各々10名と多く、中には3例の急性アルコール中毒も含まれていました。

 

そして、病気を発病する人の特徴を調べてみると、、、

 

やはり、急性アルコール中毒などが含まれていることからも、『それは無理してるよね』っていうような特徴があるようで、

  • 高齢者であること
  • 旅のスケジュールがハードであること
  • 日常、持病を有しているか、病を有していなくても十分な健康チェックを怠っている人
  • 旅先での宴会時の暴飲暴食や無理な入浴を試みる人
  • 気候は夏の後半から冬季にかけてで循環器疾患では適温適湿でない時

 

だそうです。

 

確かに、納得な内容ですね。

 

『せっかくお金を払って温泉に来たんだから、元を取るぞ!』

そんな気持ちで頻回長時間の入浴やアルコール摂取、暴飲暴食、、、、

気持ちは十分わかります。私もその仲間です。

 

でも、よく考えたら最初に温泉に行きたいという願望の中には、

『たまには温泉でゆっくりしたい』という気持ちがあったような。。。

 

普段から健康に気を使い、こういう時こそハメを外すことなく、気をつけて行きたいものですね。

 

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

初診ネット受付はこちら