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第1322回:旦那が病気になっては困る、、、、亭主元気で留守がいい!

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第1322回:旦那が病気になっては困る、、、、亭主元気で留守がいい!

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


旦那には病気になってもらっては困る。。。。

これは皆さんその通りだと思います。

良くも悪くも?「亭主元気で留守がいい」という意味ですね。

 

さて、亭主元気で留守がいい状態を保つには、奥さんが肥満にならないことが必要であるというお話をご存じですか?

 

では、これはどういうことなのでしょう?

 

実は、男性にとっては同居している女性の肥満度が、自分自身の糖尿病発症の大きな要因となるということなのです。

家族は生活習慣を共有するところが大きいです。

ですから、パートナーが糖尿病になりやすい生活習慣だと、その生活習慣を共有する片方のパートナーも糖尿病の発症リスクが高いのです。

 

このことは実際に研究でも示されており、、、、

奥さんのBMIが30の男性は、奥さんのBMIが25の男性に比べて、糖尿病のリスクが33%も上昇ということが明らかになっています。

さらに、奥さんのBMIが5上がるごとに、旦那さんの糖尿病の発症リスクは21%も上昇してしまうのです。

ですから、「亭主元気で留守がいい」をいつまでも続けたい奥さんは、ご自身の体重管理にも気をつけて行きたいものですね。

 

ちなみに、、、

逆に旦那さんが太った場合は奥さんの糖尿病の発症のリスクとなるのかを調べたところ、こちらは全然関係なかったようです。

女性は強いですね。

なんか寂しい感じがします。

 

 

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