第1382回:ゆっくりよく噛んで食べよう!
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
よく噛むと食後の血糖値が上がりやすくなる?
ではよく噛まないで食べる方がいい?
一昨日はそんな変なことを言いました。
でも、、
もちろん噛まないで食べることが良いはずがありません。
そもそもよく噛むことにより、ひと口を飲み込むまでの時間がかかりますから、腸へ送り込まれる炭水化物(糖質)の速度はゆっくりとなります。
ですから、ゆっくり時間をかけて食事をするということにつながるのです。
よく噛まずに飲み込んでばかりいては、それこそ早食いになってしまいます。
また、よく噛むことが直接ダイエットに結びつくという報告もあります。
というのも、よく噛むことにより神経の信号が咀嚼中枢というところへシグナルを送り、次に満腹中枢を刺激することにより食欲を抑え、さらに交感神経興奮させ、脂肪の分解を促し、脂肪の合成を抑え、体脂肪を燃焼させることによって体重を減少させるというものです。
ですから、「よく噛んでゆっくり食べる」ということは、食後高血糖を防ぐための重要な手段となるわけです。
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