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第243回:インフルエンザワクチンの効果を最大限活かすために

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第243回:インフルエンザワクチンの効果を最大限活かすために

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は、一つの疑問が湧きましたね。

 

それは、インフルエンザの予防接種をして、、、

「抗体があまり作られていない」

とか

「抗体がたくさん作られている」

とか

これは、運で決まるのでしょうか?

 

ヒトの体の反応ですから、運ですべてが決まるわけはないと思います。

よく考えれば、抗体というものはタンパク質でできています。

 

ということは、抗体の材料となるタンパク質を栄養としてしっかり摂取していない人は、当然材料がないのですから抗体が作られにくいのではないかと容易に想像がつきます。

 

高齢者の中で、十分な抗体産生能力がないため毎年インフルエンザで命を落とすという悲しい事態は、年齢的なもの以外にも、栄養面でのたんぱく質の不足ということも一つの原因となっているのではないでしょうか?

特にこれについてはデータがある等ではありません。

でも、抗体の材料であるタンパク質をしっかり食べている人は、有利ではないかと思ってしまいます。

やはり、栄養は全ての人にとって大切であるということですね。

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