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第295回:AGAの治療って

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第295回:AGAの治療って

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


そういえば、先日のAGAに関するものが途中で終わっていました。

 

というわけで、、、

AGAに対する治療として、当院では下記の治療を行なっております。

 

なお、通常は治療により効果を実感できるまでには個人差はありますが、半年から一年は必要であると言われています。

気長に気長に。。。

 

まずは、フィナステリドの内服です。

フィナステリドは、AGAの主因である2型の5αリダクターゼを阻害(邪魔)することにより効果を発揮する薬物です。

この2型の5αリダクターゼを阻害することにより、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えるのです。

 

これまでの試験では、1年後には58%の患者さんで改善を認め、40%で維持ができたということが報告されています。

進行したのはわずか2%にとどまっており、少なくとも進行を止めることは大いに期待できますね。

 

安全性は非常に高い薬とされており、副作用については、国内の臨床試験において性的欲求の減退が1.1%、勃起機能不全が0.7%に認められたという報告があります。

なお、この薬は肝臓で代謝される薬物であるため、肝臓の障害がある方の内服には十分な注意を払う必要があり、内服後も定期的な肝機能等のチェックが望まれます。

 

 

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