第346回:すぐ消える奴には何か裏がある
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、インクレチンの一つである「GLP-1」についてのお話でした。
インスリンの分泌を増強するばかりか、食欲を抑え、胃の運動も抑えて、食後高血糖を全力で阻止してくれる素晴らしいやつでしたね。
だから、、、、
「たくさんあるといいな」
って思ってしまいます。
しかし、ここで一つ。
実は、分泌されたGLP-1は、ほんの数分で体の中で分解されて消失してしまうのです。
あれ?
そんな良いものなのに、すぐに分解する機能をなんで人間は持ち合わせているのか?
本当に手放しで良いものなら分解なんかしないでずっと体の中にいれば良いのに。。。。
というわけで、いろいろ調べると、、、
実は、GLP-1という物質が体の中にとどまり続けると、恐ろしい病気を引き起こす可能性があることが研究で言われているのです。
明日はそのことを。
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