第653回:検診で心臓が大きいと言われました
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
検診の異常を指摘され来院される方は多いです。
その中でもよくあるのが、、、
「レントゲンで心臓が大きいと言われた」
というもの。
正確には「心拡大」と言います。
この心拡大、レントゲンで指摘されるものですから「実際に心臓が大きいかどうか」を確認する必要があります。
そして、実際に心臓が大きいかどうかは実際に心臓を見れば良いわけです。
「でもレントゲンで見ているじゃん、、、大きいんでしょ?」って思いました?
レントゲンでは正確な大きさは実はわかりません。
というのも、レントゲンは影絵と一緒です。
全くの球体である場合を除いては影絵であるレントゲンでは正確な大きさは把握できないのです。
ですからこういう時には心臓のエコー検査が威力を発揮します。
実際に心臓をエコー検査で映し出し、大きさを測定すれば良いわけです。
エコー検査で心臓の大きさを測定し、大きくなければ問題なしです。
でも、どうしてエコー検査で問題なかったのに心臓が大きいとレントゲンで言われてしまったのでしょう?
明日はそんなお話です。
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