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第667回:超加工食品と糖尿病

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第667回:超加工食品と糖尿病

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は、超加工食品が寿命を縮める可能性についてお話ししました。

さて今日は、超加工食品と糖尿病の関係です。

 

実は超加工食品と糖尿病の関係を研究したものがあります。

それが2009年からの10年間でおよそ10万人のフランスの人々の食事を調べた研究。

 

それによると、、、

超加工食品を取る量が10%増えるごとに糖尿病を発病するリスクは15%も増加することがわかったのです。

 

これは恐ろしい。。。

 

ちなみにわかりやすく実際の量で見てみると、、、

超加工食品が100g増えると糖尿病のリスクは5%増えるとのことです。

もちろん超加工食品が減れば糖尿病のリスクが減ることもこの研究では示されています。

 

今までの研究でも糖尿病だけでなく心臓や血管の病気も超加工食品と関係があることがわかっています。

そのほかにも、がんや高血圧、肥満、コレステロールの異常も超加工食品と関係があると考えられているのです。

 

口に入れるものはやはり気にしておく必要がありますね。

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