第694回:糖尿病の根本的な治療となるかも、、、
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
生活習慣が主な要因となる2型糖尿病は現代社会において大きな問題となっています。
当院にも毎日のように検診で糖尿病を指摘された方が来院されます。
さてその糖尿病、治療の基本はなんといっても食事療法と運動療法です。
これについては今までもこのブログでたくさんお話してきました。
もちろん食事や運動で目標とするコントロールが困難な場合はお薬が必要になります。
そもそも糖尿病の原因の一つに血糖値を下げるホルモンであるインスリンの不足があります。
年齢とともにインスリンを分泌する細胞が減少し、しかも多くの炭水化物をはじめとする糖質を取りすぎることによりインスリンを分泌する細胞は疲弊し、、、、挙句の果てに糖尿病になってしまうわけですね。
現在のお薬は効率的に少ないけれども残っているインスリン分泌を促したり、様々な方法で血糖値を上げないようにするものなどです。
でもそれは根本的な解決とはなっていないですね。
でも最近、これは「根本的な解決」になるかもというお薬の開発が進んでいるという報告があったのです。
根本的な解決とは「インスリンの分泌をする細胞を増やし不足したインスリンが回復する」というもの。
細胞そのものを増やすなんてすごいです。
しかもお薬でそれを達成します。
明日はその詳細です。
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