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第763回:糖尿になってしまうのは遺伝だから仕方がない?❷

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第763回:糖尿になってしまうのは遺伝だから仕方がない?❷

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は、糖尿病と遺伝のお話でした。

そして、本当は遺伝以上にもっと大きな影響力を持ってあなたを糖尿にしてしまったものがあるのでしたね。

逆を言えば、今からそれをしっかり補正しておけば将来の糖尿リスクを大きく減らすことができます。

さてその「あるもの」とはなんでしょう?

 

正解は、、、、

肥満

やっぱりね、、、って感じですね。

 

ここでも肥満は良くないものとして登場です。

 

さて、これはデンマークで行われた研究から分かったことです。

それによると、、、、

糖尿病の遺伝子を持っている人と持っていない人の間での糖尿病の発症リスクの違いよりも、肥満があるかないかでの糖尿病の発症リスクの方が大きかったというものです。

 

確かにすべての糖尿病の遺伝子が分かっているわけではないので、この研究だけで遺伝の影響力をすべて示せているかどうかは疑問ですが、少なくとも肥満はとても大きなリスク因子であるということは言えると思います。

 

肥満はやはりよくありませんよね。

 

遺伝子を持っていようがいまいが、肥満を予防することはそれ以上の価値のある予防策と言えるのかもしれません。

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