こんにちは。

船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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みなさん、果糖ってご存知ですか？

ペットボトルのジュース、そこの成分表見てください。

果糖ブドウ糖液って書いてありませんか？

 

果糖は、血糖値を上げにくいのです。

ということは健康に良い？

 

昔は糖尿病の人には果糖は良いとされていました。

しかし今は違います。

 

 

果糖は、体内に入るとほぼ100％肝臓で代謝（分解）されてしまいます！

 

通常、腸から入った栄養は肝臓に行き、その後必要な形で体の隅々へ行きます。

でも果糖は肝臓でほぼ100％代謝（分解）されてしまう。

 

なぜか？

 

じつは、果糖は肝臓から外に出て血液をめぐることは体に毒になるからです。

というのも果糖は通常のブドウ糖より何倍もAGEｓを作りやすいのです。

 

AGEｓとは、終末糖化産物といい、糖尿病やアルツハイマーなどの原因と言われ、なによりそれ自身が活性酸素を発生して体を老化させます。

 

果糖はAGEｓを非常に作りやすい。

ですから体はその防御として、血中をめぐる前に肝臓でほぼ100％代謝するようにできているのでしょう。

 

でも果糖を摂りすぎるとやはり血中にでる量は増えます。

これは怖いですね。

ジュース怖くて飲めません。。。