第213回:敏感になろう!
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
日本人は、糖質に敏感になるべきであると言われています。
なぜでしょう?
アジア人には、欧米人とは異なるある一つの特徴があります。
アジア人は糖質の摂り過ぎなどの生活習慣の乱れで発症する糖尿病になるリスクが、実は欧米人よりも高く、また血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌能力が弱いということが研究で明らかとなっているということです。
欧米人といえば、ハンバーガー片手に、考えられないような肥満体型となっている方も多いですよね。
そんな姿を見ると、我々日本人からしたら欧米人の方が糖尿病になりやすいに違いないと考えてしまいがちです。
欧米の食文化が日本に入ってきたことにより日本人は糖尿病や癌などの生活習慣病が増加したという事実は確かにあります。
ですから、我々日本人は、そのような欧米の食文化を以前から続けている欧米人はきっと日本人より糖尿病になりやすいと思ってしまうのも無理はありません。
しかし、人は進化をします。その時々に合わせて進化を行うことにより存在し続けてきました。
このことこそが、日本人が糖に敏感になるべき理由なのです。
明日はそのことを少し。
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