第1091回:老化に伴う筋肉の低下には野菜が欠かせない?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
少し前に筋肉とタンパク質についてのブログを書きました。
そして、今日は筋肉つながりで一つお話。
それは、、、、
「筋肉を保ち、向上させるには野菜が不可欠かもしれない」
というお話。
一見、筋肉と野菜は関係なさそうです。
どういうことでしょう?
あるオーストラリアでの研究によると、、、
70歳以上の女性を対象に握力などで測定する筋肉機能と硝酸塩の摂取量をしらべてみたそうです。
硝酸塩?
初めて聞く方もいるかもしれません。
良くネットでは発がんがどうこうとか言われている本当に大丈夫か?と思ってしまう物質です。
特に人間はこの硝酸塩の8割程度を野菜からとっているといわれています。
厚生労働省をはじめ、しっかりした機関での情報では野菜等から通常とる量の硝酸塩は問題ないと考えられているとの見解が多いのでご安心を。
そして、その硝酸塩の摂取量(≒野菜の摂取量)が最も多い人とそうでない人とでは、多い人で明らかに筋肉機能が良かったというのです。
一見関係なさそうな「野菜」と「筋肉」、、、大きな関係がありそうです。
プロテイン飲むぐらいなら野菜食べてたほうが安上がりでよさそうですね。
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