ゆっくり食事をすることが食後高血糖を抑える
BLOG
BLOG
こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
血糖を上げない食べ方の一つに、ゆっくり食べるという方法があります。
要するに、体の中に炭水化物(糖質)が入ってくる量を少しずつにして時間をかけて入れていくということです。
ある研究によると、現代の人々の食事時間は弥生時代の5分の1程度、戦前と比べると半分程度と言われています。
核家族化が進み、みんなで食卓を囲むということが減ってしまった忙しい現代人において、食事の時間は楽しむものではなくなってきているのかもしれません。
そして、この食事時間の減少は肥満と大きな関連があるとされ、これはつまり早食いをすることにより一気に炭水化物(糖質)を体内に入れることから生じる急激な高血糖に対して血糖を下げるためのホルモンであるインスリンが大量に分泌される(高インスリン血症)ために肥満となるわけです。
ゆっくり食べることは、食後の高血糖を防ぎます。
みなさんも食事をゆっくり楽しむことで食後高血糖のリスクを回避しましょう。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
14:00~14:30にお願いしております。
予約画面では予約なさらず、お時間になりなしたら
直接お越しください。