大腸がん vs. 食物繊維
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こんにちは。
船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
そろそろ食物繊維、しつこいですかね。。。
これまで、食物繊維をみてきて、
腸の有害物質を吸着排出してくれる。
便秘を改善してくれる。
といわれると、普通に考えて、腸内で発がん物質が長くとどまることはないのだから大腸がんのリスクは減るのではないか?
と考えたくなります。
しかし、国立がん研究センターによると、『食物線維の摂取量と大腸がんリスクとの間に関連は見られなかった』と書いてあります。
そして、欧米の最近の疫学研究でも大腸がんの予防効果は認められないという報告が大半。
では、意味ないのか?
中には、いい報告も。
ヨーロッパの50万人以上を対象とした研究で食物線維の摂取量が多いほど、大腸がんのリスクが減ったと。
国立がん研究センターも、『食物繊維を摂取することが、総合的な健康に良いという基本的な考え方は変わらない』と述べています。
やはり食物線維は必要ですね。
そして、目安は一日20-25gと言われています。
結構ハードル高いですが、常に意識していきたいものです。
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