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来年にも発表される高血圧の新たなガイドライン

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来年にも発表される高血圧の新たなガイドライン

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日、そろそろ日本の高血圧のガイドラインが変わるということをお話ししました。

そして、アメリカでは高血圧と診断する基準は130/80mmHgと引き下げられたのに、ヨーロッパでは140/90mmHgのままであるということもお伝えしました。

 

そして、日本はどちらに追従するのか。。。。

 

結果としては、高血圧の基準は、140/90mmHgになるようです。

ヨーロッパに追従ということでしょうか。

 

ただし、降圧の目標は75歳未満の患者さんは130/80mmHg未満に引下げることも盛り込まれるようです。

そして、宙ぶらりんとなる「130~139/80~89 mmHg」にいるが治療をしていない人には生活習慣の改善を強化することが書かれるようです。

また、これまで150/90mmHgが目標であった75歳以上の高齢者についても、降圧の目標が下がり、140/90mmHg未満とするようです。

 

ということは、やはり血圧は130を超えた時点で「高め」ではなく「高い」という認識を持つべきということになります(テレビのCMでやってますね)。

より早い時期から生活習慣の改善を行う介入をすべきです。

もっと言うなら、血圧が130以下の時からも意識するべきなのです。

 

いまの日本では、高血圧患者は4000万人以上います。

そして、しっかりと血圧を下げられている人はそのうち1200万人しかいません。

この人たちをまずなんとかしないといけませんが、高血圧の卵の人たちにも今回のガイドラインで早期に生活習慣を改善することを強調する強い介入が行われると言うことになりますね。

 

 

 

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