第1050回:魚は魚でも脂肪分の多いものが良い ❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、心血管病の予防と脂肪分の多い魚のお話でした。
この場合の脂肪とは、オメガ3といわれる不飽和脂肪酸が多く含まれたものということです。
そして、今日は、最近これらの魚は糖尿病やその前段階の人たちにも有用であるという報告があるというお話。
今回の報告は、イギリスにおける39万人余りのデータから導き出されたもののようです。
それによると、、、、
脂肪分の多いお魚を定期的に食べている人は、糖尿病を発症するリスクが明らかに低下していたというのです。
しかし、脂肪分の少ないお魚ではそのような効果は認めなかったとのこと。
ということは、お魚の脂肪分であるオメガ3と言われる脂肪酸が良い働きをしている可能性があると考えられます。
心臓や血管の病気の予防だけでなく、糖尿病の予防にも良い可能性があるということですね。
週2回程度の脂肪分の多いお魚の摂取は、将来の健やかな生活のために欠かせない食生活なのかもしれません。
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