第1057回:コロナ禍で糖尿病が悪化する原因
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
コロナ禍で糖尿病が悪化している人もいると思います。
糖尿病が悪化するとは、つまりは血糖値がいつも以上に上昇してしまっているということ。
では、なぜそうなるのでしょう?
主に3つの原因が言われています。
まず一つは「運動不足」
在宅勤務の推進や外出自粛などにより極端に運動する機会が減っているということです。
これは皆さんも納得ですね。
そして、つぎに「間食などによる食生活の乱れ」
在宅勤務や外出自粛によりいわゆる「おうち時間」が増えたことによりいつも皆さんの周りにはおかしなどがあり、これが食べ過ぎや飲みすぎなどにつながっていると考えられます。
これも納得ですね。
そして最後にもう一つ。
これはあまり言われていませんが、いわゆる「ストレス」そして「自律神経のバランスの悪化」。
外出自粛でおうち時間が増えると、外出することがなくなりかなりのストレスとなってくることが考えらえます。
このストレスは人においてコルチゾールなどのストレスホルモンの増加として現れます。
これがインスリンの分泌や効き具合に悪影響を及ぼし高血糖となってしまうわけです。
そして、コロナ禍において糖尿病を悪化させないためには上記三つを理解し、その対処をすればいいわけです。
特にストレスの管理は不整脈などの心臓病やほかの病気にも直接的に影響を及ぼすため注意が必要ですね。
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