第1115回:腸内細菌はあなたの認知能力を決めてしまうのかも
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
腸内細菌は、一時の流行りにとどまらず今や多くの人にその重要性が認知されているものと思います。
そして、最近もその可能性を支持する研究がありました。
この研究はまだマウスの実験段階のものではありますが、非常に興味深いものです。
それによると、、、、
単なる水を飲み続けたマウスと砂糖入りの甘い飲料を飲み続けたマウスを比較したようです。
その結果、認知能力に明らかな違いがあり、砂糖入りの甘いものを飲み続けたマウスの認知能力は低下していたとのことでした。
そして、さらにそのマウスの腸内細菌の違いを調べたところ、甘い飲料を飲んでいたマウスの腸内細菌には、水飲みのマウスに見られない複数の腸内細菌を認めたようで、その腸内細菌を水飲みのマウスに移して移植したところ、水しか飲んでいないマウスまでも認知能力が低下したということです。
つまり、砂糖入りの甘い飲料を飲み続けて腸内細菌が悪い方向に変化し、その結果として認知能力が低下したと考えられるわけです。
もちろんこれはマウスの実験段階です。
でも、人にもその可能性はあります。
砂糖、、、、よくないですね。
腸内細菌、、、、大事ですね!
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