いちかわクリニック

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第1152回:非常に興味深い症例です

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第1152回:非常に興味深い症例です

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


今日は、日本予防医療推進協会で一緒に活動している鍼灸師の野崎先生のFBでの投稿を皆さんにご紹介します。

 

野崎先生は、千葉県流山市で「のざき鍼灸治療院」をなされており、地元でも非常に人気の先生です。

(HPはこちら

 

今回は、野崎先生の経験された非常に興味深い症例を一つご紹介。

私もかなり勉強になりました。

ぜひみなさんもご一読ください!

 

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【未病】
本日の症例です。
40代の女性。
昔から首肩こりがひどくここ10年ほどよく眠れない。
寝つきは良いものの夜中に何度も目が覚める。
朝起きても熟睡感はなく
いつも体がだるく疲れているそうです。
体を拝見したところ
大変に呼吸が浅くなっていました。
明らかな検査所見もないそうです。
このような方はストレッチポールにあおむけに
乗って頂くだけでも呼吸が少し深くなります。
それだけでは不十分でしたので
首から背中にかけて鍼を打ちました。
特に背骨のきわにそってコリが著しいです。
この辺りが凝ると肋骨の動きが妨げられ
呼吸が浅くなり交感神経優位になります。
常に交感神経が優位だと睡眠時に
副交感神経優位になりにくくなるのだと思います。
結果睡眠の質も低下。
このようなサイクルで朝の倦怠感が強くなるのだと思われます。
このような方は大変多いのですが、
自宅でストレッチポールに乗るだけでも
呼吸が深くなりますよ。
鍼灸師の野崎真治でした。
::::::::
みなさん、いかがですか?
病気となる前から、検査で異常となる前から、体のサインを見逃さず健やかな毎日を送りたいものです。

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