第1171回:コロナワクチン後の副反応
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
コロナワクチンについての報道を見ない日はないですね。
中には、「?」という意見を平気で我が物顔で話す「評論家?」もいて情報を正確に受け取り自分でかみ砕くことの大切さを思い知らされます。
「友達に言われたから」とか「ツイッターでインフルエンサーが言っていたから」とかどうでもいいです。
自分で確かな情報を集め、判断しなくてはいけません。
今日は、アメリカの有名な医学雑誌である「JAMA」というものに掲載された「CDC:アメリカ疾病予防管理センター」所属の研究者によるコロナワクチン後の副反応についての報告を下に示します。
これについての議論をするつもりはありませんが、皆さんのご参考となれば幸いです。
その報告によると、、、、、
ファイザー製、モデルナ製ともに多い副反応としては「接種したところの痛み」や「倦怠感」、「頭痛」となっています。
そのうえ、いずれも2回目の接種の方がこれまでも言われているように副反応が強く出ています。
ちなみに、2回目の接種後の副反応をファイザーとモデルナで比較してみた表も掲載されており、それによると、「接種した場所の痛み」はファイザーで66.5%、モデルナで78.3%であり、「倦怠感」はファイザーで47.8%、モデルナで60%でした。
そして、みなさんが中でも一番心配されている(外来で最もよく質問される)発熱についてはファイザーで21.5%、モデルナで37.6%とのこと。
さらに、65歳以上は副反応の報告が少なかったとも書いてありました。
以上、報告からの抜粋です。
この報告についてはネットでも調べることができます。
みなさん、ぜひ正しい情報を得ることを心掛けてください。
タダで流れてくる情報の中にはそれなりのものしか含まれていないかもしれませんから、、、、
ここで打つか打たないかを議論するつもりは全くありません。
ワクチンは「任意」であるということは、自分で自分のことを決めろという自分に対しての最も高いレベルでの判断を求められているということでもあります。
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