こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
今日は、日本予防医療推進協会で一緒に活動している泌尿器医の窪田先生のFBでの投稿を皆さんにご紹介します。
窪田先生は、千葉県松戸市五香で泌尿器科、内科、皮膚科のクリニック「くぼたクリニック松戸五香」を開院されており、地元でも非常に人気の先生です。
今日は窪田先生の【尿管結石の予防法は?】についてのFBでの投稿を皆さんにご紹介します。
実は、私も、、、、毎日実践しています。。。
では、どうぞ!
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こんにちは理事の窪田です。
急に背中が痛い!腰が痛い!下腹部が痛い
もしかして結石かも、、
と思われる方もいらっしゃると思います。
また尿管結石が原因で血尿や排尿時痛が
出ることもあります。
尿管結石に一度なるともう2度となりたくない!
と思う方も多いと思います。
今回はこの尿管結石の予防法について
解説していきたいと思います。
まず予防方法として大事になってくるのが
水分摂取です。尿管結石や腎結石が
ある方は水分は1日2L以上を推奨しています。
1日1L以下では尿路結石の発生率が高くなると
いわれていますので注意が必要です。
また特に汗をかいた後は脱水になっているので
水分をしっかりとりましょう。
尿管結石の発作が出るのは夜中や早朝が多いです。
これは水分補給ができない時間帯だからです。
夕食を可能なら就寝前4時間前までに夕食を済ませる
ことが理想的です。そして夕食後に水分補給を
心がけましょう。
もちろん飲み過ぎれば夜間頻尿になるので注意してくださいね。
また心臓に疾患があって水分制限をされている方は
医師の判断のもと水分過剰は控えましょう
①クエン酸を摂取する
クエン酸はシュウ酸やリン酸とカルシウムとの結合
を抑制する働きがあります。
尿中のPHを上昇させる効果もあります。
肉類などをたくさん摂取すると
尿は酸性に傾きやすいので、クエン酸を摂取することで
尿と中性の方向にすすませると結石ができにくくなります。
クエン酸はフルーツなどで摂取できますが
同時にシュウ酸も摂取するので注意が必要になります
②カルシウムを摂取する
カルシウムを摂取すると、余計石灰化して
結石ができやすくなると思う方も多いと思いますが
実は逆なんです。
カルシウムは腸内でシュウ酸と結合することで
便として排出されることになるため
シュウ酸の吸収抑制や尿に含まれるシュウ酸を抑制することに
なります。
1日600−800mgを目安にカルシウムを摂取しましょう。
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いかがですか?
ぜひ実践しましょう!