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第1371回:ご飯食べたのに低血糖で調子悪くなる②

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第1371回:ご飯食べたのに低血糖で調子悪くなる②

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日は、お昼を食べた後に眠気やだるさ、イライラ、頭痛、吐き気、動悸などを感じることについてでした。

そして、その原因は低血糖である可能性があるということをお話ししました。

 

では、なぜご飯を食べた後に低血糖になるのでしょう?

 

もちろん、炭水化物などの糖質を食べれば血糖値が上がります。

これはもちろんその通り。

 

ですから、昼食後は血糖値が上がる。

でもその後が問題なのです。

 

多くの人は、昼食後の眠気やだるさ、イライラなどは食後数時間経ってからではないでしょうか?

ここがポイント。

 

食後に血糖値が上昇するとすぐに血糖値を下げるためにインスリンと言われるホルモンが分泌されます。

これにより血糖値を下げようとするわけです。

 

しかし、その作用が強いと数時間後には逆に低血糖になるわけです。

ですから、午後3時とか4時ごろに眠気やだるさ、イライラなどが出現。

午後の生活に支障が出ます。

 

そして、それをなんとかしようとつい目の前にあるチョコやせんべいなどの間食に手を出すわけです。

これは立派な糖質中毒ですね。

あなたの脳が、「それを食べれば良いんだよ」って悪魔の囁きをしているわけです。

つい食べてしまうのは、あなたが悪いのではなく、あなたが脳に操られているだけ。

 

では、そんな毎日でいいのでしょうか?

脳が欲しているから体に良いはず?

そんなわけありません。

 

次回はその続きです。

どうすればいいのか?、一緒に考えましょう。

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