第206回:人の最も重要なエネルギー源とはなんでしょう?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
糖質はもっぱらエネルギー源としてしか使われない。
このことが逆に糖質はエネルギー源として欠かすことができないものであるという認識につながっているようです。
本当でしょうか?
太古の昔、人は狩猟・採集生活をしていました。
動物を捕食し、木ノ実を食べ、そして特には絶食せざるを得ない時もあった事でしょう。
そんな人間が、現代人と同様に安定して糖質を体に取り込むことができたわけがありません。
そして、その人間の遺伝子は我々現代人にも引き継がれているのです。
爆発的な人口増加を支えるために穀物を栽培する農耕が発達したのは約一万年前です。
日本では農耕は弥生時代からと昔は習いましたね。数千年前ですよね。
最近では、縄文時代初期から農耕をしていたとの新しい見解もあるようですが、やはり水稲耕作は弥生時代からのようです。
しかも、精製された米や小麦を摂取するようになったのは、ここ数十年でのことです。
それよりも数百万年前に形作られた遺伝子を持つ我々が、エネルギー源として食事からの糖質を必須とする理由があるとは思えませんがどうでしょう?
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