第220回:コレステロールの薬を飲んでる方へ、、、CKって測ってますか?❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
CK、二日目です。
コレステロールの薬を飲んでいる方とCKについてです。
コレステロールの薬には様々な種類のものがあります。
その中でも最も使用されているものが「スタチン」と呼ばれるものに分類される薬です。
特に悪玉コレステロールを低下させてくれる作用があるため、日本でもかなり使用されています。
そして、その「スタチン」ですが、非常に稀ではあるものの注意するべき副作用があるのです。
それが、「横紋筋融解」です。
これは、筋肉が薬の副作用により壊れてしまうというものです。
筋肉が壊れれば、昨日のお話の通り「CK」が採血で上昇してきます。
このような副作用は「稀」です。
でも、一旦起これば「重大」です。
ですから、スタチンと呼ばれる部類のコレステロールの薬を内服している方は、定期的な採血にてこの「CK」をチェックすることを忘れてはならないと思います。
そして、CKが上昇しているようなことがあれば、薬による「横紋筋融解」の可能性を考えなくてはならないのです。
気づかずに放置していると大変なことになりますから。
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