第238回:インフルエンザ 〜予防と重症化を防ぐコツ〜❺
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日の続きです。
マスクをしていればインフルエンザ予防は完璧と思っていませんか?
実は、、、
インフルエンザウイルス自体は大きさは0.1μm。
一方で一般に売られている不織布マスクの隙間(布の隙間)は 5μmですのでウイルス自体はマスクを簡単に通り抜けるわけです。
じゃあ、意味ないじゃん。。。
そう思いますよね。
ただし、ウイルスを含む飛沫(咳などで飛び散るもの、その中にウイルスが入っているのです)が5μm以上であれば、予防には一定の効果がある可能性もありまず。
なにより、感染者がマスクをすることによって、排出する飛沫がマスクの穴の大きさ以上のものであれば、それを押さえることが出来るのです。
他の人にうつさないためにはこれとても大事ですね。
しかし、前に書いたように完全に予防するものではないです。
とくに、マスクの付け方は大事であり、隙間を作らず顔にしっかりフィットするようにつけるべきですね。
ちょっと長くなったので、鼻うがいは明日にします。
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