第273回:レプチンが効かないから肥満は続く
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、レプチンについてお話ししました。
レプチンは、太れば太るほど脂肪から分泌されて、脳に作用して
食欲を抑えてくれる素晴らしいものでした。
でも、現実はレプチンがたくさん分泌されても食欲は収まらず、みなさん太り続けてしまう。。。
さて、なぜでしょう?
実は、、、
「レプチン抵抗性」
というものがあるのです。
これはつまり、太ってしまって体の中に分泌されたたくさんのレプチンが、本来の作用を発揮できず効果が出ないということです。
これでは食欲が抑えられず、食べまくりです。
痩せるはずもありません。
では、なぜこのような「レプチン抵抗性」が出てきてしまうのでしょう?
それが、最近の研究で解明されたのです。
そして、これは未来の糖尿病や肥満の薬となりうる発見とも言われています。
次回はそのお話で。
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