第281回:報酬により中毒になる
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、脳は報酬系という仕組みから、自分にとって良いと判断したものは、「また欲しい」と思わせるということをお話ししました。
これにより、昔の人は、スキあらば食を手に入れるということを可能にしていたのでしょう。
しかし、現代人にはこの仕組みが逆に悪い方に働いてしまっているのです。
つまり「依存・中毒」です。
実は、糖質を摂取した結果上昇する血糖値(糖)は、この報酬系を強く刺激することがわかっています。
大昔は「糖」はなかなか手に入れることができなかったご褒美です。
ですから、糖を得る、もしくは得る事ができると判断されれば、報酬系が強く活性化し、快楽を生じ、また欲しいと思わせるように仕組まれているわけです。
これにより、人はご褒美であると糖質を取りこぼす事ないようにしていたということになります。
でも、現代では、その糖質が巷に溢れています。
ですから、年中「報酬系」が活性化し、糖質をとろうとしてしまっています、取りこぼすことなく。
しかも、この報酬系の刺激は、糖質をとればとるほど「どんどん強く」活性化するのです。
つまり、この状態が「糖質中毒」です。
糖質中毒を脱するにはどうすればいいのか?
一緒に考えてみませんか?
糖質中毒脱出の方法を。
そろそろこのシリーズも佳境です。
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