第282回:糖質中毒と脳と意志の弱いあなた?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
日本人は、炭水化物(糖質)である白米を毎食のように食べてきています。
しかも、現代では間食で大量の糖質が含まれた「お菓子」を簡単に口に入れることができます。
その結果、知らないうちに糖質中毒になっています。
ですから、糖質はやめられなくなるのです。
糖質中毒では、糖質を止めようとすると、イライラします。
禁断症状ですね。
実は、無理にやめようとすると、報酬系はさらに強く活性化し、あなたに糖質を取らせようとします。
ですから、根性でやめるなんて無理です。
根性で糖質中毒から脱出するのは無理なのです。
これは、タバコをやめられないニコチン中毒と一緒です。
さらには、コカインなどの薬物中毒とも一緒なのです。
根性でやめるなんて無理ですし、あなたが糖質を減らす、もしくはやめれないのは、あなたの意志が弱いからではないのです。
あなたの脳がそうさせているのです。
でも諦めないでください。
糖質中毒となってしまったあなたの脳を、今度はあなたがコントロールすることを考えましょう。
方法はあります。
次回はそのお話でも。
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