第302回:よくある貧血
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
日常の診療で最もよく出会う貧血とはどのような貧血でしょう?
それは、、、
「鉄欠乏性貧血」
みなさんも一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
これは、血液の材料となる「鉄」が体に不足することにより起こります。
特に女性は月経がありますので、出血も男性よりも多く、当然鉄が不足します。
この鉄欠乏性貧血は若い女性の多くにあるものなのです。
昔よりも鉄の補給が食事から少なくなっていることも拍車をかけています。
昔はお料理に使う「なべ」が鉄製であることも多かったのですが、今はあまりお目にかかりませんね。
これも鉄の補給量が減った一因とも言われているのです。
つまり、料理をしているときに「なべ」の鉄の成分がお料理に溶け出し、それを食すことにより鉄が補給されていたということです。
では、この「鉄欠乏性貧血」の治療はどうしましょう?
明日はそれを。
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