こんにちは。船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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これまで数回にわたり心房細動は意外と誰にでも起こりうることをお話ししてきました。

 

誰にでも起こりうることであるならば、、、

皆さんにとっては「常に気をつけて早期に発見することが必要」です。

 

どうしましょう？

 

まずは、脈がバラバラになる心房細動ですから、動悸を感じることがあります。

「普段と違うドキドキ」

「リズムがおかしい」

「胸がモヤモヤ」

「脈が抜けることが頻回」

こんな場合は、必ず医師に相談が必要ですね。

これにより早期発見につながります。

 

問題なのは、症状がない場合。。。。

これは非常に難しい。

 

でもいくつか方法がありますよ。

 

まずは「血圧測定」

自宅の血圧測定は非常に有用となります。

最近の血圧計は、非常に優秀です。

心房細動により脈がバラバラになっていると、そのことを表示してくれるものが多いです。

これにより異常を知ることができます。

それに、脈がバラバラだと、いくら優秀な自動血圧計でもうまく血圧が測れず、エラーとなる場合があります。

最近血圧測定でエラーが多いという場合も注意が必要ですね。

 

そして、何より定期的に通院されている方は、担当の医師が聴診器で胸の音を聞けばすぐにわかります。

なんせ「脈がバラバラ」になっているのですから、心臓の音も「バラバラ」になっていますので。

 

私は若い時に指導医より「必ず聴診を行う」ということの大切さを刷り込まれました。

 

「胸の音聞いた？」

これ、今までで何回指導医に言われてきたことか。。。（大昔ですよ）

 

「胸の音ぐらい聞けよ！」

これも、今までで何回指導医に言われてきたことか。。。（大昔ですよ）

 

おかげで胸の音よく聞いてます。

そしていろいろな発見があります。