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第365回:糖尿病の薬でビタミン不足

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第365回:糖尿病の薬でビタミン不足

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


糖尿病の薬の中に「メトホルミン」と呼ばれる薬があります。

 

世界的に見ても、糖尿病に対する第一選択薬、つまりは最初に薬による治療を始めるときに使うべき薬と言われている最も一般的な治療薬です。

当院でも、薬の使用を考慮した場合には、年齢的なものやその他の条件をクリアすれば現在のところ第一選択の薬として位置づけております。

 

 

さて、その「メトホルミン」と呼ばれる薬ですが、、、

実はビタミンB12を欠乏させる可能性があるのです。

 

ビタミンB12は欠乏すると神経障害や貧血などを起こします。

これとは別に、糖尿病の合併症として神経障害があります。

 

糖尿病の患者さんが神経障害を訴え、てっきり糖尿病による合併症かと思っていたら、実は薬の内服によるビタミンB12不足によるものだったということもあるのです。

 

なぜ「メトホルミン」というお薬が、ビタミンB12欠乏を引き起こすかについて、そのメカニズムは全ては解明されていないようですが、吸収を妨げるということには間違い無いでしょう。

 

そして、どの程度の量を内服しているとどのぐらいの期間でこのようなことが起こるかについてもしっかりとデータがあります。

当院でも、メトホルミンを内服されている方は大勢います。

その量と期間を考慮し、必要があればビタミンB12の不足をチェックしています。

 

メトホルミンを内服されている方は、一度チェックするべきことと思います。

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