第409回:やっぱり炭水化物でしょ。
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
引き続き、、、
先月発表されたアメリカの糖尿病学会からの糖尿病の栄養療法、つまり食事に関するコンセンサスレポートという報告書をみていきます。
これまで順番にこの報告書のキーとなる文章を見てきました。
そして、今日も一昨日の続きです。
そこには、このような文章がありました。
「糖尿病の人が炭水化物の摂取量を減らすことは、血糖値を改善するための最も多くのエビデンス(証拠)を示していて、個人のニーズや好みに合ったさまざまな食事パターンにこれを適用することができる。」
さらにさらに、、、
「血糖値の目標を満たしていない、または糖尿病の薬の内服量を減らすことが優先されるような糖尿病の一部の人では、少ないまたは非常に少ない炭水化物の食事計画で総炭水化物の摂取量を減らすことが実行可能なアプローチである。」
この二つ文章から言えることは、糖質制限は今や食事療法の主役となりつつあるということですね。
もちろん、すべての人に糖質制限を適応はできません。
不適な方もいます。
ですから「一部の人」という表記があるのは当たり前です。
また、専門的な知識のない人の元でやってはいけません、、、ほぼ失敗します。
とにかく、糖尿病の食事療法において糖質制限はセンターに躍り出てきたと言ってもいいのではないでしょうか?
ワクワクします。
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