第494回:認知症になる人は、、、❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
昨日は、血液の濃さと認知症の関係でした。
血液が薄すぎても、つまり貧血でも認知症のリスクとなるし、逆に血液が濃すぎても認知症のリスクとなる。。。
ほどほどが一番。
ということでしたね。
でも、待ってください。
なんで血液が薄かったり濃すぎたりすると認知症のリスクとなるのでしょう?
実は、その理由ははっきりわかっていません。
しかし、血液が薄いことや濃いことが「直接的に」認知症を起こすということは考えにくい気がします。
ですから、ここからは想像ではありますが、、、、
やはり血液が通常の濃度ではなく「薄すぎる」もしくは「濃すぎる」状況となる「理由」そのものが認知症を引き起こすリスクとなっているのではないかと思うのです。
つまりは、血液が濃いか薄いかは結果として現れる表面的なものでしかないということではないかと、、、
例えば、、、
肥満の人。
肥満の人は血液が往々にして濃くなります。
動脈硬化を起こしやすい状態でもあるため、結果として認知症も多くなる。
この場合、血液が濃いことと認知症は直接的な関係はありません。
いかがでしょうか?
あくまでも推測ですが。。。
つまりは、血液が濃くなったり薄くなったりすることは「普通じゃない」こと。
それが認知症の原因となるということでしょうか。
たかが貧血、されど貧血。
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