第507回:ヘモグロビンA1cは便利ですが、、、
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
糖尿病の指標となる『ヘモグロビンA1c(HbA1c)』。
とっても便利ですね。
当院でも、数分で結果が出ます。
これにより糖尿病のコントロールが良いか悪いか一目瞭然です。
でも、それって本当なのでしょうか?
例えば、「全く同じ治療」をして「全く同じ食事」をして「全く同じ生活」をしている人は、「全く同じ HbA1c」となるのでしょうか?
「糖尿病による合併症を予防するには、HbA1cは7未満にしましょう!」
そんなことが言われていますが、HbA1cには人それぞれ個人差はないのでしょうか?
個人差があるなら、7という数字だけにこだわるのも危険な気がします。
「全く同じ治療、全く同じ食事、全く同じ生活をしている人でも実はHbA1cが異なる場合がある」
これって皆さん知っていますか?
明日からはこんなお話です。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
14:00~14:30にお願いしております。
予約画面では予約なさらず、お時間になりなしたら
直接お越しください。