第542回:タンパク質を摂ると腎臓が悪くなるのは本当か?
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
糖質制限を行うまでいかないにしても、適切な糖質量に日々の食事を改善していくと、糖質量の多すぎる日本人は代わりにタンパク質や脂質の摂取する量が増えます。
しかし、ここで一つ心配なことがあります。
特に腎臓の悪い方です。
これまで、医療の世界では腎臓の悪い人はタンパク質を取りすぎてはいけないと言われてきました。
はっきり言ってこれについては絶対的な科学的根拠はありませんが、、、、
実際に最近までもタンパク質をしっかり摂ることにより節制した場合に比べて腎臓の機能が低下するとする研究はチラホラあります。
ですから、これを真っ向から否定することは難しいようです。
では、腎機能の低下している人は、タンパク質摂取量が増えるであろう「糖質制限」は不向きなのでしょうか?
「そうでもない」という報告を最近見かけました。
では、その「報告」から考えるに腎臓の悪い人はどうすれば安全な糖質制限ができるのか?
明日はそのことを一緒に考えてみたいと思います。
そして、その考えはすべての人の将来の健康にも繋がると思っています。
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