第582回:食後に血圧を下げないために
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
今日も食事性高血圧のお話です。
昨日は「どうして起こるのか?」、そして「どういう人に起こりやすいのか?」ということについてお話ししてきました。
では今日は「どうすれば予防できるのか?」ということについて考えてみます。
食後に血圧が下がるのですから、答えは簡単。
食事をしなければいいのです。
でもそんなの無理です。
というわけで、他の方法を探します。
まずは食事量と食事時間の問題を考えます。
より早くより多くの食事が腸に入るとより急激に食後の状態となるわけですから、これは良くないということが想像できます。
つまり、暴飲暴食で食事量が多くなったり、早食いですぐに食事を終えてしまったり、、、これらは良くないです。
ゆっくりと適切な量の食事を心がける必要があります。
これは食後高血糖を予防するにも役立つことでしたね。
さらに、高温の食事も良くないということが言われています。
熱々は避けたほうが良いとの報告もありました。
では、食事の質はどうでしょう?
どのような食事内容が食後の低血圧を起こしやすいか?
これを知ったら「へー」って思いますよ。
やっぱり〇〇は体に良いものとは言えないのね、、、と思います。
明日はそのお話です。
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