第607回:緑茶を考えてみました
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
私、毎日診療の合間にお茶で水分補給しています。
以前はミネラルウォーターでしたが、最近は緑茶などのお茶。
自分が毎日口にしている物の良さを確かめるために「緑茶」について色々考えてみました。
緑茶は様々な効果効能が言われています。
まず最初に、心臓病の専門家らしく緑茶の心臓病に対する効果を見てみます。
実は、緑茶は心臓病を予防してくれる可能性があるのです。
日本の国立がん研究センターの先生方が大規模な研究で示した結果によると、、、、
毎日緑茶を一杯未満しか飲まない人に比べて、三杯以上飲む人たちは心臓病による死亡のリスクが26%程度低下していたのです。
しかも、脳出血や脳梗塞などのいわゆる脳血管疾患による死亡のリスクも低下していました。
これは主に緑茶に含まれるカテキンによる血圧の改善や肥満の改善、コレステロールの改善等が影響しているものと考えられます。
そのほかにもこのカテキンの良さが私たちの病気を改善させてくれる可能性を示すデータはたくさんあります。
明日も緑茶の良さを考えてみることにします。
毎日お茶生活、始めましょう。
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