第659回:悪玉コレステロールを下げる新たな薬
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
コレステロールの薬といえば「スタチン」と言われるものが有名です。
このスタチンは、悪玉コレステロールと呼ばれる「LDLコレステロール」を低下させるのが得意です。
その結果、動脈硬化の病気を減らすことも明らかにされています。
でもこの薬、よく週刊誌で槍玉に挙げられます。
というのも、、、
副作用が強いとか、、、、中には「医師である私が飲みたくない」とか、、、
インパクトのある言葉で責め立てられていることが多いですね。
まあ、週刊誌などはたくさん売れるためにはこのようなこともしょうがないのでしょうけど。
ちょっと言い過ぎでしょって思うことも多々あります。
でも、確かにこの薬には筋肉が壊れるという副作用があります。
かなり少ないながらも、、、でも確実にあるのは事実です。
そして、その副作用のために飲みたくてもその薬を飲めず、高いコレステロールを見ているしかないという方もいます。
スタチン以外にもコレステロールの薬はあります。
しかしそれらはスタチンのようにしっかりと悪玉コレステロールを下げてくれません。
でもそんな方にも朗報です。
現在、悪玉コレステロールを低下させるが治験を行っており、順調に良い成績を出しているようです。
明日はそんな期待の持てるお話です。
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