第751回:ヤンキーは長生き?❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
おとといの続きです。
座っている時間が長いと生活習慣病が悪くなってしまう、、、、
というわけで、同じ座るでも普段から「椅子に座る」場合と普段から「しゃがむ」場合や「膝まづく」場合のそれぞれの健康への影響を調べたものがあるというお話でした。
その研究によると、、、
普段から椅子に座ることはせずに「じゃがむ、ひざまづく」という文化を持っている人々がいるのです。
それがアフリカの「ハッザ族」という人たち。
そしてその人たちは我々と普段から座っている時間は大差ないということが判明しました。
そこで研究ではこの民族と我々の健康面での違いを調べたのです。
もちろん食べているものの違いも含めて結果をすべて座り方のみで説明することは難しいかもしれません。
でも研究では心臓病などの慢性疾患のリスクは我々と比べると低かったという結果が得られたようです。
しゃがむということや膝まづくということは椅子に座るということよりもより多くの筋肉を使います。エネルギーも使います。
ですから血糖値の上昇を抑え、糖尿病を予防し、コレステロールの面でもよい影響を与えてくれるのでしょう。
それにしても面白い研究です。
ハッザ族、、、、もっとしらべてみたくなりました。
常に座るときは「しゃがむ」、、、、ヤンキーは長生きなのでしょうか?
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