こんにちは。船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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昨日からラジオ体操のお話でした。

そしてそのラジオ体操ですが、素晴らしい効果があることが最近日本の研究者により報告されました。

 

入院中の患者さんを「入院中にラジオ体操する人たち」と「しない人たち」に分けて観察したてみたのです。

今回はより筋肉アップにつながるであろう「ラジオ体操第二」を一日2回、3分間行ったとのことでした。

 

すると、、、

体重に関してはラジオ体操をしてもしなくても、どちらも減少していたようです。

これに関してはラジオ体操は大きな効力はなさそうに見えます。

それにしてもよっぽど皆さん普段良いものを食べているのでしょうか？

これまで私も多くのにゅうういん患者さんを受け持ってきましたが、入院するとほぼ100％みなさん減量します。

 

体重減少はラジオ体操をしてもしなくても同じようにみられたのですが、さらに深堀して調べてみると面白いことに。

というのも、、、、

ラジオ体操をしようがしまいが体重は減っていたにもかかわらず、ラジオ体操した人たちは除脂肪体重、つまり骨や筋肉などの指標となるといわれる体重は変化がなく維持できていたのに、ラジオ体操をしなかった人は除脂肪体重が明らかに減っていたのです。

 

しかも、、、、

体幹の筋肉はラジオ体操をしている人たちは増加する傾向があったのですが、ラジオ体操をしてない人たちは減少する傾向があったのです。

 

入院中の同じ体重減少でも「ラジオ体操をする」か「ラジオ体操をしない」かで大きな違いがあったのです。

 

現在コロナウイルスによる自宅待機で多くの方が運動不足となっています。

まず初めに一日2回、たった3分の「ラジオ体操第2」、、、、はじめてみませんか？