第758回:糖尿病のコントロールが良くても腎臓が悪くなる人はいる❷
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
糖尿病の主要な合併症に糖尿病性腎臓病があります。
そしてその合併症を予防するために多くの方が一生懸命に糖尿病をコントロールします。
これはとても正しいことです。
でも、、、
糖尿病性腎臓病を防ぐには糖尿病のコントロールをよくするだけではだめだという貴重な研究結果があるのです。
これは日本の研究です。
ではどうすればよいのか?
この研究によると、糖尿病のコントロールだけでなく「あること」の改善も必要だというのです。
そのあることとは、、、、
「肥満」
そうです、糖尿病のコントロールだけではなく、しっかりと肥満を改善しないといけないというのです。
実際その研究によると、「糖尿病のコントロールができても肥満である人」と「糖尿病のコントロールのできていない肥満でない人」は、糖尿病性腎臓病リスクが「肥満もなく糖尿病のコントロールができている人」に比べ同じぐらい高かったのです。
つまり、肥満のコントロールも同時に大切だということです。
やっぱり肥満って良くないのです。
標準体重目指してがんばりましょう。
ちなみに私は開業後に10か月で10kg痩せました。
心労でやせたのではないですよ。
食事の改善のみです。
何の苦労もなくといったら「嘘つけ!」って思うかもしれませんが、当院に通う方も肥満が目覚ましく改善している方多いです。
やっぱり食事って大事なのです。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
14:00~14:30にお願いしております。
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直接お越しください。