こんにちは。船橋駅前の内科・循環器（心臓血管）内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 

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新型コロナウイルスの抗体検査を受けられるというところが最近チラホラと見受けられますね。

 

当院にもそのような問い合わせがあります。

 

でも当院はやってません。

 

そもそも抗体があっても将来の感染を予防するかわかっていません。

これまで感染したかどうかを知ることができるだけです。

ですから結果がどうあれ今後予防をしっかり行うことが必要であり、安心材料にもなりません。

しかもそれが100％正確な結果とも言えません（詳細なデータは割愛しますが、、、）。

 

大きな集団で感染の広がりを知るのであればある程度意味のあることではあるでしょう。

 

現在様々な抗体検査キットが様々なところで使われています。

自由診療として、つまり保険のきかない医療（？）として提供されています。

かなりの高額です。

わたしには「〇〇〇」にしか見えません（ちょっと過激な言葉なので隠します）。

 

それでも抗体検査を受けたい方へ、、、、

絶対にその検査を提供している医師に聞いてください。

「そちらの検査の『感度』と『特異度』はどのくらいですか？」

 

この答えをすぐに言えないのであれば、そのまま立ち去りましょう。

それは本当に「〇〇〇」のために検査をしているだけですから、、、、

答えてくれたら、その意味をしっかりと聞き、すべてを納得出来たら検査してみてください。

でも結果、過去の自分の感染の可能性は「大体」わかるかもしれませんが、その後の感染予防生活は今と変わらず続ける必要があることでしょう。

 

今日はちょっと過激な内容でした。

〇〇〇の部分が知りたい方は、直接連絡してください。

 

上記はあくまで現時点でのお話です。

今後、検査や抗体に関する医学的知見が十分集積されれば、意味あるものとなる可能性もあるし、さらに意味のないものとなる可能性もあります。

ですから、今後の知見の集積により「患者さんのために本当に意味のあるもの」であれば、当院も抗体検査を実施する可能性があることも最後に申し添えます。