第813回:夜間の頻尿に悩んでいる方へ
BLOG
BLOG
こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
年を取るにつれて悩みが多くなるものです。
そんな悩みの中で、日常診療でよくあるのが「夜間頻尿」。
夜におしっこに何度も起きてしまう、、、、そんな方多いようです。
もちろん男性なら前立腺の問題、性別関係なくあるかもしれない膀胱の問題など、、、様々な原因がある可能性があります。
ですから専門の先生である「泌尿器科」の先生に相談するのは大切なことでしょう。
でもとりあえず改善できる方法はないか?
というわけで当院では泌尿器科への受診と並行して二つの方法をお伝えしています。
一つが水分摂取の量。
これはだれもが想像できることかと思います。
もちろん水分をたくさん飲めばおしっこはたくさん出ます。
ですから適切な飲水量を考える必要があります。
では適切な飲水量とはどの程度なのでしょう?
もちろんその人それぞれ持病があったりしまうので最終的には主治医の先生に相談してほしいのですが、私が調べたところだと大体20cc~30cc×体重(kg)のようです。
つまり体重50㎏の人なら1000~1500ccとなります。
そうなるとおよそ一回の尿量が250ccとしておしっこの回数は一日4-5回となるわけです。
これにより尿回数全体を抑えて夜間の頻尿を抑えるという考えです。
最後にもう一回言いますが、腎臓や心臓が悪い人などは飲水量についてはそちらを優先して考慮するべき場合が多いため、すべての方に当てはまるものではありません。かならず主治医の先生に確認しましょう。
そして、水分摂取量と並行して二つ目のこととしてもう一つ「考えてほしいこと」があります。
これについては長くなりましたので明日としましょう。
発熱・胃腸炎等の症状のある方の診察時間は
14:00~14:30にお願いしております。
予約画面では予約なさらず、お時間になりなしたら
直接お越しください。