第822回:糖尿病の治療中に気を付けること
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こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。
糖尿病を治療している方はご存じだと思いますが、病院に行くと糖尿病のコントロール具合を判断するため採血や尿の検査をします。
そこで一般的に測定されるのが「HbA1c」。
これは過去2-3か月の血糖値の平均値を数値化したものと考えてください。
ですから血糖値が高いことが多かった人は当然HbA1cは高くなりますし、血糖値が低かった人はHbA1cは低くなります。
でも、この数値だけ見て「低い」=「良い」ということではないというところに気を付けなければなりません。
以前もお話ししましたが、いかに血糖値の乱高下を少なくするかが糖尿病治療で元も大切です。
ですから、HbA1cが低いにもかかわらず血糖値が乱高下しているということが一番恐ろしい状態なのです。
では普段から糖尿病治療をされている方は、そうなっていないかを知るために何に注意するべきなのでしょう?
明日はそんなお話です。
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