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第827回:塩分が多いとがんになる?

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第827回:塩分が多いとがんになる?

こんにちは。船橋駅前の内科・循環器(心臓血管)内科・糖尿病内科『いちかわクリニック』院長の市川です。

 


昨日まで高血圧と認知症のお話でした。

そして、塩分は高血圧にとても関係するということはこれまでもお話してきました。

血糖値にも関連することもお話ししましたね。

 

そして、今日は塩分はさらにがんも引き起こすというお話。

 

じつは、、、

塩分を取りすぎると胃がんになりやすい

ということが分かっています。

 

これは2004年の研究ですでに明らかとなっています。

でも意外と知られていませんね。

 

胃がんは減少傾向と言われるガンの一つですが、塩分が関係していることは覚えておくことが必要です。

 

そして、塩分に関しての逸話と言えば、、、、

「敵に塩を送る」

という美談がありますね。

果たして上杉謙信は美談となるようなことをしたのでしょうか?

これについては高額で塩を売りつけた単なるビジネスと考えられていますが、塩分と胃がんやその他の病気のことを考えるとなんだかいろいろ妄想してしまいます。

上杉謙信はいい人ではなかった?のかもしれません。

ちなみに武田家の書籍である「甲陽軍鑑」には信玄の死因は胃がんと書いてあるそうです(諸説あり)。

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